メンバー紹介

名古屋大学医学部精神医学教室の教室員で心理グループに所属する仲間です。精神医学教室内規の「われわれは精神医学領域における医療、教育、研究の正しいあり方を追求し、社会的使命を持って積極的にその向上を図るために教室を結成する」、臨床心理士倫理要綱の「臨床心理士は基本的人権を尊重し、専門家として人々の知識と技能を人々の福祉の増進のために用いるよう努める」に基づいて、地域および人々のために働きます。



 

長瀬治之

 

ながせ心理相談室室長

日本臨床心理士会認定臨床心理士(759号)

医療法人愛精会愛精病院(当時)4年、労働福祉事業団中部労災病院(当時)19年の勤務を経て、2003ながせ心理相談室を名古屋市西区に設立しました。クライエント自身、家族、環境が心理療法・カウンセリングを通して、変化していく力を信じて、臨床を行っています。専門家による心理療法が身近なものとなり、ほんのちょっとした悩みを抱えた時、気軽に悩みを打ち明けることができる心理相談室を目指しています。臨床活動の他に、臨床心理士の専門性を高めるための研究会、研修会の企画運営も行っています。

 

大野佳枝

 

れんが家サロン・御器所管理人

日本臨床心理士会認定臨床心理士(12820号) 公認心理師 保育士

精神科を経験した後、三菱東京UFJ銀行(現三菱UFJ銀行)の健康相談室、中京大学 学生相談センター、刈谷病院のアルコール専門医療に携わり2018年退職後はフリーで、人事院、医療法人杏嶺会等で労働者のメンタルヘルス、愛知県教育委員会SC、地域研修企画等に携わっています。 

 アルコール等アディクション問題は、本人だけでなく家族や職場、社会を巻き込みます。しかし、援助職自身のアンテナの立て方で予防、早期発見、早期介入できます。援助職が学ぶ、連携する場を提供しています。

 

堀 恵子

 

ながら心理相談室主宰

日本臨床心理士会認定臨床心理士(899号)、日本精神分析学会認定心理療法士、CEAP(国際EAPコンサルタント)

精神科、小児科など病院臨床を経て、1998年、岐阜市でながら心理相談室を設立しました。クライアントへの臨床心理学的援助、地域への情報発信、専門家向け研修会開催を3本柱として、活動を行っています。精神分析を専門とし、子どもに長く携わった経験から、相談室では子どもの心理療法についてのスーパービジョン・セミナーを行っています。個人の問題を生み出す環境の問題に関心を持ち、2008年から児童社会福祉施設の職場環境改善を始めました。個人だけでなく組織への介入につい学ぶため、2011年に国際EAPコンサルタントの資格を取得。産業領域での仕事も行っています。

 

 

加野章子

 

愛知工科大学 

単科精神科病院/総合病院精神科/クリニックでの病院臨床、SCや学生相談での学校臨床および電波学園学校臨床活動の組織的立ち上げを経て、現在は大学学生相談と教育に従事しています。発達障がい傾向のある学生への援助とともに、大学初期教育導入や発達障がい大学生のメンタルヘルスに関する調査に携わり、青年期学生のこれからの人生において、生きる勇気やこころの財産となる臨床心理学的援助を行っています。