依存症問題の予防と対策


依存症問題

 

 依存症は、アルコール、薬物に始まり、現在は、ギャンブル、買い物、ネット等と対象が広がりました。共通しているのは、止めよう減らそうと思ってもできない(コントロール障害)、最初の使用量では満足できなくなる(耐性)、問題が起きているのに止められない(悪影響)があります。

 アルコールは、古代から儀式のお清めや薬として、今や生活に潤いを与えるものとして社会に浸透していますが、一方、習慣飲酒による生活習慣病やアルコール依存症等の健康障害、若者の飲酒事故死、繰り返される飲酒運転・家庭内暴力・二日酔いによる労働力低下等と本人、家族、社会に悪影響が及びます。

 ネットは、未成年の連絡用、遊び用に与えられたスマホ使用は、保護者管理が行き届かないまま依存症となっているケースが散見されます。

 全ての世代に対し、学校・企業・医療・地域等の領域の特殊性に応じた、依存症の予防と対策を考え実行していきます。また、啓蒙活動や底上げ活動をしていきます。

 

 

取りみのご紹介   

   

  「なごや・アディクション勉強会」 2018年1月に 立ち上げました! 

             2020年テーマ 「援助職のためのグループ」

    セルフヘルプのワークの後、参加者からの困っている事例を検討します。

                 日時 毎月第4土曜 15時~17時 (3月・7月・12月は除く) 参加費 1000円

    会場 れんが家サロン・御器所 名古屋市営地下鉄鶴舞線・桜通線「御器所」駅②③出口徒歩2分

                   風来坊御器所支店前

 

    11月の例会 11月28日 土曜   都合でお休みします

 

     2021年「なごや・アディクション勉強会」は、2021年1月上旬に配信予定

 

    

     *コロナ感染対策のため、収容定員の半数15人限定とします。

      体調不良の方は参加をご遠慮ください。

      参加の方は、マスク着用、入口にて手指消毒をお願いします。

 

◆アルコール予防教育用ハンドブック 

 

  「大学生のためのアルコールハンドブック 大野佳枝(著) 小松知己(監修)」  A5p22カラー版 

     http://alhonet.jp/pdf/handbook.pdf

    上質紙鞄サイズで持ち歩きに便利。

    新入生ガイダンスや部活リーダー研修、講義にも活用されています。

    ハンドブックを使用した出前講座のご相談に応じています。

 

  「若い君たちのアルコールハンドブック  大野佳枝(著) 小松知己(監修)」   A5p22カラー版

    未成年や新社会人を対象のハンドブック 在庫処分のため無料配布中 *着払い

    成人式に配布された自治体もあります。2019年3月より在庫処分のため無料配布中

    希望者は、ohno5453@xj.commufa.jp に ①お名前 ②ご所属 ③配布数 ③送付先 明記

   

【過去の催し例】

◆なごやアディクション勉強会 内容 終了しました!

2019

日程

演題

講師

内容

1

317

日曜

講座

「インタベンション(介入)

講師 池田秀行

セレニティパークジャパン名古屋 代表

アディクションによる底付体験を、底上げし回復をアプローチしてゆくインタべンションについてお話します。

2   

421

日曜

援助職のつどい

コーディネーター 臨床心理士 

有限責任事業組合 楡の木 スタッフ

*ミーティング

ケース検討・セルフケア

3  

526

日曜

講座

「一緒に学ぶ産業保健とアルコール問題」

講師 藤城聡 精神科医

愛知県精神保健福祉センター

産業保健の現場で、アルコール問題を抱える人を医療につなぎ、適切な健康管理を行う方法を一緒に考えます。

4   

623

日曜

援助職のつどい

コーディネーター 臨床心理士 

有限責任事業組合 楡の木 スタッフ 

5  

721

日曜

援助職のつどい

コーディネーター 臨床心理士 

有限責任事業組合 楡の木 スタッフ 

6   

98

(予定)

3月上旬に決定

日曜 確定

講座

「否認(本人・家族・援助職等)

講師 田中和彦 精神保健福祉士

日本福祉大学 准教授

アディクション支援において難しいのが「否認」に支援者がどう向き合うかです。本人や家族の否認の構造と背景、さらには、支援者の忌避感情と背景を皆さんで共有しながら、アディクションへのかかわりを学びましょう

7   

1027 日曜

援助職のつどい

コーディネーター 臨床心理士 

有限責任事業組合 楡の木 スタッフ

8  

1124

日曜

講座

「子どもや家族への影響

講師 大野佳枝 臨床心理士

有限責任事業組合 楡の木/SC

米国依存症施設研修、国内医療・産業・教育の臨床から、本テーマをお話します。

 

◆「アルコール等アディクション集中セミナー  終了しました!

基本講座2017年101()Ⅰ:9:001030  Ⅱ:10:3012:30  Ⅲ:13:3015:00   

アディクション総論

アディクションに関する

基礎知識と対応の基本姿勢

藤城聡 精神科医 

愛知県精神保健福祉センター 

個人へのアプローチ

動機づけ面接の基礎

 

SBIRTSの実践

岩月敦 臨床心理士

法務省矯正施設 

講師 交渉中

集団へのアプローチ

心理教育

SMARPP(集団認知行動療法)の紹介  グループの実践

大野佳枝 臨床心理士

有限責任事業組合 楡の木/刈谷病院

臨床心理士

応用講座1210()5時間  Ⅰ:9:001100  Ⅱ:11:0012:30  Ⅲ:13:3015:00  

自助グループからのメッセージ

 

回復施設 

自助グループの意義等

 

回復当事者による運営

西野敏夫 臨床心理士

ひぃりんぐ工房  とぽす 臨床心理士

名古屋マック 施設スタッフ

家族、職場、地域での支援

CRAFTと家族教室

―実践上の諸問題と対応―

三和啓二 臨床心理士

八事病院 

アルコール医療 ケースカンファ

事例

 

菅沼直樹 精神科医 

刈谷病院 

 

 

  

愛知県臨床心理士会分科会「アルコール等アディクションへのアプローチ」2017/5/14 終了しました!

    会場 ウィンクあいち

    総合司会      加野章子(楡の木/愛知工科大学

    コーディネーター  堀 恵子(楡の木/ながら心理相談室)

    内容 講話1 愛知県のアディクションの現況 藤城聡 愛知県精神保健福祉センター長 

       講話2 アルコール医療の現場     浅野久木 刈谷病院 アルコール専門医

       話題提供 「動機づけ面接」 岩月敦    法務省矯正施設   

            「SMARPP」    大野佳枝   楡の木/刈谷病院

            「CRAFT」     三和啓二   八事病院

            「自助グループ」 西野敏夫   カウンセリングオフィス・ひぃりんぐ工房 とぽす

    

   

◆京都府 アルコール関連問題啓発フォーラム 2016年11月13日(日)  終了しました!

    会場 西陣織会館 午後1:00~

    講話 岡山県精神科医療センター 角南隆史 精神科医

    シンポジウム:アルコールパッチテスト 京都市こころの健康増進センター 波庄将材 精神科医

             SNAPPY‐CAT 岡山県精神科医療センター 角南隆史 精神科医

             アルコールと上手く付き合うコツ 刈谷病院 大野佳枝 臨床心理士

    http://www8.cao.go.jp/alcohol/keihatsu/week/h28/h28_kyoto.html

 

◆日本心理臨床学会「アルコール予防・心理教育の試み」  2016年9月4~7日 開催 終了しました!

    内容:アルコールハンドブックを活用した心理教育実践の報告 

         

◆愛知県臨床心理士会分科会「臨床心理士が働く領域にあるアルコール関連問題」2016/5/15終了しました!

    内容:医療・企業・教育の各領域で働く臨床心理士の話題提供と、アルコール専門医の講話と助言

       指定討論 菅沼直樹 刈谷病院

       話題提供 大野佳枝 刈谷病院

            三宅美紀 トヨタ車体

            渡辺美幸 同朋大学

      

◆アルコール予防・心理教育の実践講座 2015/12/6 終了しました!

              内容:誰でもできる、アルコールハンドブックを活用したアルコール予防教育を実践します。

    対象:アルコール問題予防に関心のある援助職、および一般の方、ご家

 

◆2015年度アルコール関連問題啓発フォーラム 2015/11/15 終了しました!

                 特別講演 「暮らしの中からみたアルコール」 青森大学副学長 見城美枝子

     当事者等による体験談

    地域の取り組み紹介 ①地域連携 愛知県衣浦東部保健所

              ②ハンドブック活用 刈谷病院 大野佳枝

     基調講演 「アルコールとうつ、自殺の死のトライアングルを防ぐために」 

                     国立精神・神経医療研究センター 松本俊彦